住宅ローンの団体信用生命保険とは?
2020/05/27
おはようございます!姫路市の書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産橋本です。今日は少し寒いですね(>_<)温度調節が難しい今日この頃です…。さて、昨日は「はじめての住宅ローン」ということでそもそも住宅ローンって何?ということをご説明いたしました。今日は住宅ローンとよくセットにされる保険についてご説明したいと思います!!
ローンがチャラになる保険?
住宅ローンというのは、マイホーム購入時に何千万と融資を受けてから、月々最長35年間ローン支払いをするという『銀行の商品』です。支払っていく途中に万が一、債務者である人が亡くなった場合、それ以降のローンがなくなる…といった保険に原則入ります。難しい言葉で『団体信用生命保険』といいます。その保険金で弁済されるという仕組みですね。
団体信用生命保険にも種類があります。
- 通常の団体信用生命保険
一般的な住宅ローンの商品は、団体信用生命保険分の保険料がくっついた状態で融資を受ける仕組みです。住宅ローンを契約した人が「死亡・高度障害状態」になった場合に適用されるの通常の団体信用生命保険です。(高度障害とは、病気やけがなどが原因で身体機能が重度に低下している状態であり、死亡保険金と同額の高度障害保険金が支払われる状態にあたります。具体的には完全失明したり両腕が全く機能しないなどさまざまあります。)
- 三大疾病特約付団体信用生命保険
次に多いのがこの三大疾病特約付団体信用生命保険です。これまた長い名前ですね~。三大疾病である『がん、脳卒中、急性心筋梗塞』の場合でも住宅ローンがチャラになる保険です。通常の団体信用生命保険よりも、住宅ローンの金利が少し高くなります。(0.25%程度)
- 九大疾病特約付団体信用生命保険
ここまでくるとなんとなくイメージできるでしょうか?内容は死亡・高度障害に加え、9大疾病に対応している保険です。がん、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性膵炎、肝硬変、慢性腎不全、ウイルス肝炎が含まれています。金利の上乗せは0.3%が多いようです。※コロナ等についての保険の適応についてはまだ情報が入手できないですが、今後保険が変わっていく可能性もおおいに考えられますね。
団信に入れない=借入できない可能性も?
この団体信用生命保険付き住宅ローンが一般的で、それは必須の場合です。事前審査の段階で、健康面の告知をする場合が多く、その時点でなんらかの答えが返ってきます。銀行にとっても、住宅ローンを支払ってくれるからこそ利益が生まれます。確実に住宅ローンがちゃらになる方に住宅ローンを何千万円と貸すのもリスクがあります。なので最初に確認をされるというわけですね。その結果によっては住宅ローンが借りられない可能性もありますので、一度銀行に行く前にご相談くださいね♪
でも借りられないわけではない!
たとえば銀行に事前審査等をし、自分の健康面が原因で住宅ローンが組めない方もいらっしゃいます。そんな方は、住宅を諦めないといけないの!?
そうではありません。住宅ローンには、団体信用生命保険は任意での加入として扱ってくれるケースがあります。それがフラット35という商品です。このお話はまた詳しく行いますが、自分の責任において任意で住宅ローンが借りれる仕組みです。また、今はワイド団信といって通常の団体信用生命保険に加入できない場合の方が借りられるような保険を取り扱っている機関もあります。
今日は団体信用生命保険についてご説明しました。団体信用生命保険はもし万が一ローン契約者が健康面で所定の状態に陥った時に、住宅ローンがチャラになる保険です。基本的には加入することを条件に住宅ローンを貸す商品が多いです。事前審査の段階で、健康面で住宅ローンが借りられない場合があります。その場合でも、①ワイド団信で住宅ローンが借りる②団信が任意の住宅ローンを使う、など必ずしもマイホーム購入できない!というわけではありません。今日は難しい言葉が並び少しとっつきにくいですが、自分たちを守る大切な内容ですので是非物件選びをする前に抑えておきましょう!
銀行のこともお任せください。
フォレスト不動産では、こういった銀行選び、住宅ローン選びのサポートを行っています。1人でお悩みになるまえに、是非ご相談くださいね(*^▽^*)♪