団信に落ちても大丈夫！ワイド団信とフラット35での住宅ローン対策

2024/10/31

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住宅ローンを利用する際にセットでついてくることが多い「団体信用生命保険（団信）」をご存じでしょうか？

多くの住宅ローンで団信への加入が求められ、万が一、団信に通らないとローンの審査が進まないケースもあります。

中には団信なしのローン商品もありますが、団信に落ちると精神的にも不安になりますし、次の審査に進むのも不安が残るもの。特に持病をお持ちの方にとっては、審査が通るかどうかは重要な関心事です。

姫路市で不動産業を営む私たちも、団信審査に落ちてお悩みの方のご相談を多く受けてきました。

団信に通らなかった場合に取るべき対策や審査基準、さらに持病がある方への対策について詳しく解説していきます。

団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が亡くなったり、働けなくなって返済が困難になった際に、住宅ローンの残高がゼロになる保険のことです。

この保険が適用されると、保険会社が保険金を金融機関に支払い、返済に充てる仕組みになっています。

家族にとっても安心の保障で、万が一の際の負担を軽減できるのが特徴です。

また、住宅ローンを提供する金融機関としても、大きな未払いが残らないように団信を条件としています。

ただし、団信への加入は借入時または借り換え時のみで、後から追加で加入することはできませんので注意が必要です。

団信審査で落ちた場合の代表的な対策が「ワイド団信」です。

ワイド団信は、通常の団信よりも健康状態に関する審査基準が緩和されているため、健康面で不安がある方でも加入できる可能性が高くなっています。

一般的に団信の加入審査では、健康状態について詳細に告知する必要がありますが、

ワイド団信ならば条件が緩和され、持病があっても審査が通る場合があるのです。

過去にワイド団信で加入可能だった病気の例には、以下のようなものがあります。

持病があるからといって諦めず、まずはワイド団信での審査を考えてみましょう。

一方で、がん、糖尿病、うつ病、適応障害などはワイド団信でも審査が難しいとされています。そういったケースでは、次の対策を検討しましょう。

ワイド団信でも審査に通らない場合は、「フラット35」の利用を検討するのも一つの方法です。

フラット35は団信加入が必須条件ではないため、健康状態に不安がある方でも利用可能な住宅ローンです。

ただし、収入や職歴、過去の信用情報については審査が行われるため、その点をクリアする必要があります。

フラット35は全期間固定金利の住宅ローンで、住宅金融支援機構と金融機関が提携して提供しているため、

安心して利用できます。全国で300以上の金融機関が提供しており、多くの地域で利用できる点も魅力です。

ワイド団信にはいくつかのデメリットもあります。主なデメリットは次の2つです。

利用できる金融機関が限られる
ワイド団信を取り扱っている金融機関は限られており、選択肢が少ない点がデメリットとなります。
金利が高い
ワイド団信は、通常の団信よりも金利が0.2～0.3%ほど上乗せされることが一般的で、返済総額が高くなる可能性があります。ご自身にとって最適な商品を選ぶために、金利面もよく確認することが重要です。

不動産会社や金融機関に相談することで、最新の金利や商品を比較できます。

姫路市での住宅ローンや団信に関するご相談は、地元の情報に強い私たちフォレスト不動産まで、お気軽にお問い合わせください。