| 姫路で高評価のフォレスト不動産のスタッフが綴るブログ記事です

内覧でお家に入られるとトイレは匂います。

これには理由があって、「下水を止めている」からです。

不動産業界ではトイレが匂うのは、理由があるので理解していますが、初めて入る方はびっくりしてしまいますよね。

人が住んでいるお家のトイレには普段水が溜まっていますよね。
あの水は、実は下水の臭いをブロックする役割があるのです。

けれど、中古物件は下水が止まっているので水が溜まりません。

水が溜まらないと下水のにおいをブロックすることができず、下水の臭いがそのまま部屋まで入ってきてしまうのです。

匂いが気になる場合は、下水を何度か流してみてください。

ある程度は解消されますが、中古住宅として売りに出されている期間が長かったり、トイレの構造によっては壁や天井などに臭いが染みついている場合もあります。

そして、なんといってもトイレの嫌な臭いというとアンモニア臭ですね。

トイレのアンモニア臭は、壁紙にはねた尿や便器内に残る尿石が原因と考えられます。

ですので、壁紙を張り替えるなどのリフォームをすると中古住宅のトイレの臭いが改善されます。

張り替える前に自分でどうにかしたい！という方は、天井やドアも含めて、消臭除菌効果もある洗剤で掃除してみてくださいね。

中古住宅は、以前住んでいた方がペットを飼われていた場合もあります。

猫、犬、うさぎ・・ペットの種類や頭数によっても臭いの染みつき方は違います。

またご自身もペットと一緒に入居される場合、ほかの動物の臭いが染みついていると、ペットにとっては

とてもストレスになってしまいます。

入居して掃除・換気をしてもなかなか臭いが取れないケースが多いので、購入時に壁紙・天井、床張り替えなどのリフォームをするのも良いかもしれません。

床のリフォームは見落としがちですが、ペットの臭いは犬や猫のおしっこが原因で臭いが染みついてしまっていることもあります。

また、気をつけてほしいが、なかなか気づきにくい窓やドアに染みついた臭い。

消臭効果や除菌効果のある住宅用洗剤で丁寧にお掃除することも大切です。

ふすまや障子など、紙をつかった建具であれば掃除は難しいので、思い切って張り替えてしまいましょう。

ただし、いくら掃除をして臭いが消せても動物アレルギーの方はアレルギー症状が出る可能性もあります。

猫アレルギーなどの症状がある場合は、前の入居者がペットを飼っていた中古住宅の購入は避けたほうがいいです。

猫アレルギーは猫の毛が原因を思われがちですが、実は違います。

猫の毛ではなく、猫の体表面や唾液、皮脂腺などに含まれるタンパク質が原因です、

空中に浮遊していたり、天井や壁、床、カーテンなどに付着していますのでご注意くださいね。