耐震等級の種類を解説!等級3で地震に備える家づくりとは?

ご来店予約はこちら

豆知識ブログ

耐震等級の種類を解説!等級3で地震に備える家づくりとは?

2025/01/21

姫路の土地・不動産探し、注文住宅を建てるならフォレスト不動産

皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産です。

このブログでは、皆様のお役に立つような不動産に関する情報をアップしています!

フォレスト不動産 物件サイト】では、姫路市西部の不動産情報を常に約900件掲載しています😊

土地や戸建て、収益物件などなど…お探しの方は一度チェックしてみてくださいね。

フォレスト不動産 健康住宅 建築サイト】では、弊社の家づくりに関する情報を発信しています。

施工事例も掲載していますので、注文住宅をご検討されている方はぜひ見てみてくださいね!

目次

    私たちの住んでる国は地震大国と呼ばれています。

    阪神淡路大震災の発生からは30年が過ぎました。

    東日本大震災、熊本地震そして能登半島地震。

    30年の間にこれだけの大きな地震が発生しています。

    また南海トラフ巨大大地震が30年内に発生する確率が80%に引き上げられました。

    地震のニュース映像では地震で崩壊した多くの家が映し出されます。

    家族や自分の命を守りたい。

    だからこそ、安心安全な家づくりが大切です。

    耐震等級とは

    耐震等級とは、地震に対する建物の強さを示す指標、1~3の3段階に分けられています。

    耐震等級が高いほど、地震による倒壊や損傷のしにくさが高くなります。

    耐震等級は、住宅性能表示制度に基づいて評価されます。

    住宅性能表示制度は、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」

    に基づいているので、2000年以前に建てられた家には耐震評価書がありません。

    耐震等級1

    必要最低限の耐震性能

    等級1=最低基準

    これ以下は危険!のギリギリラインの耐震性能

    現行の建築基準法を満たした耐震性能で、もし災害が発生したときはその後に住み続けることは

    難しく、建て替えが必要となることが多いです。

    必要最低限の耐震性とは

    数十年に一度発生する中規模地震(震度5強~6弱)**で損傷しない。

    数百年に一度発生する大地震(震度6強~7程度)**で倒壊しないことを想定。

     

    耐震等級2

    等級1の1.25倍の強さ

    耐震等級1よりも1.25倍の強さがあり、学校や病院などの災害時に避難場所は耐震等級2以上が

    保障されています。

    また「長期優良住宅」の認定基準にも設定されています。

    等級1よりも余裕をもった耐震性能で、中規模地震や大地震でも損傷や倒壊のリスクがより低いです。

    震度6以上の地震でも、軽い補修を行えばその後も長く住み続けられるという基準で設計されています。

     

    耐震等級3

    最高基準の等級

    等級1の1.5倍の強さを持つ構造。

    消防署や警察署など、災害時にも活動を継続する施設で採用される水準。

    震度6以上のかなり大きな地震に被災しても住み続けられるような地震に強い住宅、建物と言えます。

    等級3と等級3相当の違い

    まったくの別物

    「相当」の表記には気をつけてください。

    そもそも耐震等級2以上を受けるには住宅性能評価機関からの正式な認定が必要です。

    ですが、耐震等級3相当はその認定を受けておらず、第三者機関からの評価がわからないため、

    本当にその耐震性があるかどうかは建物を建てた建築会社しか証明できません。

     

    耐震等級3相当とは、国土交通省に登録のある第三者機関による住宅性能評価を受けてはいないが、

    耐震等級3の耐震性がある設計・施工を行っているという表記です。

    ただし、表記には明確な規則や指針がありません。

     

    つまり、実際はそこまで耐震性が強くない建物であっても、建築会社が「耐震等級3相当」と打ち出すことが可能…というわけです。

    等級が高い家を作るメリット①

    地震保険料が安くなる

    地震保険には、「耐震等級割引」というものがあります。耐震等級のランクによって保険料が割り引かれるもので、等級が高くなるほど割引率も上がります。

     

    耐震等級3なら50%、耐震等級2なら30%、耐震等級1なら10%の割引が受けられます。

    過去の大地震の際にも耐震等級3の家屋は被害が少なく、その経験から地震保険の割引率も増加しています。

    等級が高い家を作るメリット②

    地震時の安心感

    等級が高いほど、家族の命や財産を守る可能性が高まります。

    いきなりの災害はとても不安になるものですが、等級の高い家に住んでいるともしもの時に

    安心感に繋がります。

    等級の高い家を作るメリット③

    資産価値が上がる

    耐震等級の高い家の場合、将来の売却時にも影響があります。

    安心で安全な家であることで評価がされやすいことと、資産価値が保たれやすいです。

    等級が高い家を作るデメリット①

    コストがかかる

    耐力壁を増やしたり耐震金物などを設置したりと、建築コストが高くなりがちです。また、耐震等級の評価を受けるにも費用がかかります。評価項目により費用は異なりますが、相場では10~20万程度かかるといわれています。

    等級の高い家を作るデメリット②

    希望通りの間取りにできない

    耐震性を重視した場合、希望通りの間取りにできないケースもあります。

    たとえば、壁を増やしたり、柱や梁が太くなったりと制約が多くなります。

    そのため、マンションなどでは間取りの自由度を重視し、耐震等級を抑えているケースもあります。

    まとめ

    耐震等級は、目には見えない部分で家の安全性を決める重要な基準です。
    日本は地震が多い国だからこそ、より安全な生活や家族や財産を守るためにも耐震等級を理解して

    地震に強い家を作りたいですね。

    最後に

    このブログでは不動産売却や不動産購入について、「はじめての不動産売買を賢く安全に」していただけるよう、豆知識を発信しています。

    他にも注文住宅についても書いていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。

     

    姫路市内の物件情報をお探しの方、注文住宅を建てたい方は下記ボタンよりチェックしてみてくださいね。

     

    最後までご一読いただきありがとうございました!

    皆様のお役にたてれば幸いです。

    このブログを書いた人

    フォレスト株式会社

    兵庫県姫路市で不動産売買仲介業、注文住宅建築業、リフォーム、損害保険代理店事業、飲食事業を行っています。

    私たちは「幸せを創造しつづける」を理念に、正直グレーな部分が多すぎる不動産業界を変えたい!お客様の笑顔をつくりたい!と日々活動しています。

     

    代表阿黒は元大工。

    職人だからこそ経験してきた、住宅業界の闇。

    これから家づくりをする方々にはそんな思いをしてほしくない、と私たち社員にも教育してくれています。

    このブログは、その想いを受け継いだ私たちが更新しています。

    住宅ローン商品や団体信用生命保険、建売物件の見方、健康的に暮らすコツ、不動産の売却方法、そもそもの不動産会社の選び方などなど…

    さらに空気環境を考え、家族が健康に暮らせる健康住宅についても発信しています。

     

    不動産会社に行くのは緊張するけど、ちょっと一歩踏み出したい、という方は

    ぜひ他のブログも読んでみてくださいね!

     

    お電話のご依頼もお待ちしております。

    不動産・建築公式HPはこちら

    会社概要

    フォレスト不動産

    フォレスト不動産

    電話番号
    0120-692-270
    所在地
    〒671-2216
    兵庫県姫路市飾西735-1
    営業時間
    10:00 〜 18:30
    定休日
    免許番号
    兵庫県知事(3)第451379号
    所属団体
    (社)兵庫県宅地建物取引業協会
    (社)全国宅地建物取引業保証協会

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。