通気断熱WB工法とは?メリット・デメリットや「寒いって本当?」までわかりやすく解説!
2025/03/23
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目次
「通気断熱WB工法って何?」
「気になっているけど実際どうなの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回はWB工法の基本から暮らしのなかで実感できるメリット・デメリット、
そしてよくある誤解まで分かりやすく解説してきます。
自然の力を最大限に活かした、このWB工法は住む人の健康や快適さだけでなく、
家そのものの寿命を延ばす可能性を秘めています。
ぜひ、家づくりの参考にしてください!
WB工法ってどんな工法?「呼吸する家」の仕組みとは
WB工法とは「通気断熱WB工法」の略で、「2つの呼吸」を活かした住宅構造です。
ひとつは「家全体が呼吸する」通気の仕組み。
もうひとつは「壁そのものが呼吸する」透湿性能の仕組み。
この2つの仕組みが連動することで、住まいの空気を自然に循環させ、湿度や温度を快適な状態に保ち続けます。
ポイントは、電気や機械に頼らずに自然の力だけで快適な環境を実現するという点。
システムに頼らず、家そのものが自律的に空気環境を調整することで省エネかつ人にも地球にも優しい住まいをつくることができるのです。
通気断熱WB工法の特徴①
夏でもカラッと快適!自動で湿気をコントロール
WB工法の家は、夏でもムシムシしにくく室内はいつもカラッとした空気に保たれます。
その秘密は壁の中を空気が通り抜ける「自然換気」の仕組み。
外気が床下から取り込まれ、地熱で冷やされた空気が壁の中をゆっくりと上昇。
太陽によって熱せられた外壁の熱も、この流れがあることでしっかり和らぎます。
この自然の通気システムによって、家の中にこもりがちな熱気や湿気が排出され、
エアコンに頼りすぎることなく、心地よい空間を実現します。
湿気が抑えられることで、木材の腐食や劣化も防げ、住まいの耐久性も高まるという利点もあります。
通気断熱WB工法の特徴②
冬はぬくもりを逃がさない、気密・断熱性の高さ
冬になると、形状記憶合金でできた通気口が自然に閉じて壁の中の空気の流れをストップします。
すると外の冷たい空気がシャットアウトされ、壁の内部に断熱層ができる仕組みになっています。
この状態はまさに「家がダウンジャケットを着たような状態」。
外気を遮断しながら、室内の暖かさを荷があ内工夫が施されいます。
また木材が夏の間にしっかり乾燥していることで、冬でも吸湿性が高く結露やジメジメ感とは無縁の快適空間を保てます。
通気断熱WB工法の特徴③
気温に合わせて自動衣替えする形状記憶合金
この工法の最大の特徴といえるのが、気温に反応する「形状記憶合金」の採用です。
この金属は温度の変化により自動で形状を変えるため、夏は通気口を開いて空気を循環させ、
冬は閉じて冷気を防ぐという、まさに衣替えする家が実現します。
しかもこの仕組みは電気や機械を一切使わず、自然のままに機能するため、ランニングコストも不要。
住む人が何か操作する必要もなく、ずっと見えないところで快適さを支えてくれる頼もしい存在です。
通気断熱WB工法の特徴④
空気をキレイに保つ、“壁からの換気”という新発想
通気断熱WB工法の特徴④
空気をキレイに保つ、“壁からの換気”という新発想
WB工法では室内に溜まった湿気や化学物質(例えばホルムアルデヒドなど)を壁から自然に排出する
「透湿しの壁構造」が採用されています。
これは昔ながらの土壁が持つ「呼吸する」性質を現代建築に活かしたもの。
湿気やにおい、化学物質までも壁を通して排出するので、家の中の空気がいつでもクリーンに保たれます。
シックハウス症候群やカビ・ダニの繁殖を抑えるため、アレルギーやアトピーのある方でも安心です。
家族みんなが健やかに暮らせる環境が整います。
WB工法のメリットまとめ
WB工法のメリットまとめ
WB工法を採用することで、暮らしの中にはメリットがたくさん生まれます。
・夏はカラッと、冬はぬくもりを逃がさない
・電気を使わずに空気の環境ができるため省エネ
・アレルゲンや化学物質を外に逃がす、健康的な空気環境
・木材が長持ちするため、住宅の耐久性が高い
外の影響を抑えつつ、家の中に自然な空気の流れをつくる。それがWB工法が「心地よさ」と「健康」を両立できる理由なのです。
WB工法のデメリットとは?
初期費用が高くなる可能性がある点には注意
WB工法には多くの利点がある一方で、注意しておきたいデメリットもあります。
それは建築にかかる初期コストがやや高めという点です。
特許を取得した専用部材や工法を使用するため、一般的な建築方法に比べて建材費用が増える可能性があります。
結果として、全体の建築費がやや上がる傾向にあるのは事実です。
とはいえ、冷暖房にかかるランニングコストの低減や、健康的な室内環境による医療費リスクの軽減など
長い目でみれば「コストパフォーマンスの良い選択」となるケースも少なくありません。
「WB工法は寒い」という噂の真相
インターネット上で「WB工法 寒い」というキーワードを目にすることがありますが、これには誤解が含まれています。
結論から言えば、正しく施工されたWB工法の家が寒くなることはありません。
冬には通気口が閉じ、壁の中の空気が動かなくなることで断熱性が高まります。外の冷気が入り込むこともなく、
内部のぬくもりがしっかり保たれる構造になっているため、「寒い」と感じる要素はきちんと排除されているのです。
隙間風が心配という声もありますが、WB工法の家は高い気密性も備えており、そうした心配も無用。
実際に住んでいる方からは「冬も暖かくて快適」という声が多く寄せられています。
最後に
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最後までご一読いただきありがとうございました!
皆様のお役にたてれば幸いです。
このブログを書いた人
フォレスト株式会社
兵庫県姫路市で不動産売買仲介業、注文住宅建築業、リフォーム、損害保険代理店事業、飲食事業を行っています。
私たちは「幸せを創造しつづける」を理念に、正直グレーな部分が多すぎる不動産業界を変えたい!お客様の笑顔をつくりたい!と日々活動しています。
代表阿黒は元大工。
職人だからこそ経験してきた、住宅業界の闇。
これから家づくりをする方々にはそんな思いをしてほしくない、と私たち社員にも教育してくれています。
このブログは、その想いを受け継いだ私たちが更新しています。
住宅ローン商品や団体信用生命保険、建売物件の見方、健康的に暮らすコツ、不動産の売却方法、そもそもの不動産会社の選び方などなど…
さらに空気環境を考え、家族が健康に暮らせる健康住宅についても発信しています。
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