相続された土地の扱い方【姫路のフォレスト不動産】
2020/07/16
おはようございます!姫路市書写、大白書の物件数No. 1フォレスト不動産橋本です。
今日はお休みをいただいて祖母の3回忌です。おっちゃんの車でぎゅうぎゅうで墓地公園に向う道中。こうして誰かが自分のために時間を使ってくれるというだけで、祖母は愛されてるんだなぁとつくづく思います。
さて!本日は不動産を相続された側のお話をしましょう。
相続で初めて知る不動産の存在。
人間誰しもいつかは死にます。自分だけポクッと死んだら良いのですが、自分の財産や負債も含め、相続制度がありますよね。不動産にもそんな考え方があります。例えば、おじいちゃんが亡くなって初めて裏山のどこかもわからない土地を所有していたとか。お父さん名義だった土地を相続で名義変更しないといけないと確認した時に初めてお母さん名義だったことを知るとか。最近では、何世代前から相続され続けていた県外の土地をどうにかしたいというご依頼もありました。みなさんもいつこんな状態になるかわかりませんので、事前に確認しておくことが必要です。
好きな時に手放せない?
相続で自分の所有になった土地。その土地が有効活用できる土地ばかりとは限りません。かくいう私も、父が川西の山の一部を相続で所有しています。山は全部所有しているわけではなく、ある一角の何百平米ぐらいでしょう。また、全然違う相野でも小さい土地を相続で所有しているとか。それはまだ祖母名義ですが、いつ名義変更するのか迷っています。このように、使い道もわからないどこにあるかもわからない土地を相続する可能性があります。実はその処分で困っている方も非常に多いのです。姫路市に寄贈できれば良いのですが、そんな簡単なものではありません。固定資産税だけ支払い続けて売却したいのにできないといった方も多いのではないでしょうか?
いくつか方法はある。
だからといって困ったままどんどん世代を超えてしまうと、せっかく残してくれた財産もちょっと気の毒ですよね。一つは売却を不動産会社に依頼してみましょう。自分たちにとっては何に役にも立たないと思っている不動産でも、いざ売却活動をしてみるとその土地の可能性を見つけて、欲しいと思う方がいます。それは私たち不動産会社にもわかりませんが、実際に情報を公開する事で見えてくるものがあります。また、その土地が既に誰かが使っている場合もあります。特に田舎の方に行けばそうかもしれません。祖先が口約束で貸している土地だったり、名義だけこちらにある場合もあります。そんな時は「時効」といって、土地の名義人でなくてもその使用者に権限が移ることもあります。年数と状態と関係性によって変わりますが、時効成立すると手放せるように話を進めることができます。
急務じゃなくても重要な財産整理。
今回伝えたかったのは、いま現在相続されて困っている方だけではなく、将来その可能性がある方に向けても準備をしていきましょうということです。私も、いつ父が死ぬかわかりません。そうなってからあれやこれやしていると、大変です。また、大切なのは、いま所有している祖先はどうやって使ってほしいのかという想いを知ることが大切です。亡くなってしまうと、どれぐらい大切にしていた財産なのか、どうして欲しいのかを聞かずに不動産を処分しないといけません。なんだかそれって、せっかく残してくれたのに申し訳ないです。この文章を読んだ皆さん、ぜひ自分の家族の中でそういった可能性はないか確認しましょうね、また、そうなった時にどうするのか、家族会議していたら、もしもの時にサッと動けますよ(*゚▽゚*)
また、いま自分の名義でいずれ次の代に譲る皆さん。しっかりと想いを伝えておき、残された代が困らないように話し合っておくと良いですね。
もしも、そんなことで困っている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談くださいね。
- 売却にはどれぐらい費用がかかるの?
- 不動産売却では条件によりかかってくる税金が異なります。また、不動産売却時に仲介手数料が必要になったり、登記費用が必要になります。売却を検討されている不動産により異なりますので、個別にご相談ください。