お家の疾患シックハウス症候群【姫路市のフォレスト不動産】
2020/07/30
こんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産橋本です。今日はお家の疾患で気を付けてほしい『シックハウス症候群』についてお伝えしていきます。
シックハウス症候群とは
シックハウス症候群とは、住宅に使われる建材などから化学物質、カビ・ダニなどによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。「シックハウス症候群」は、医学的に確立した単一の疾患ではなく、居住に由来する様々な健康障害の総称を意味する用語とされています。
うーんちょっと難しいですね。お家にいることで要は体調不良になってしまうという疾患。あなたも急に発症するかもしれません…
なんとなーくの症状たち
このシックハウス症候群が、『これがシックハウス症候群だ!』という明確な症状はありません。うつ病と同じで目に見えにくいからこそ理解されにくいとされています。代表的なのが顔やのどの症状です。例えば、目がちかちかしたり涙目になります。口は咳がでたり喉が乾燥してきたり。鼻は乾燥したり刺激感や鼻水が出てきたり…。前進であれば、めまいや嘔吐、疲れやすさや皮膚の湿疹、じんましんなど。。。
これ、シックハウス症候群だと思いますか?
私はきっとわからないでしょう。きっと風邪を疑ったり疲れたんだと思い込むでしょう。軽度であればそれで済む話。そうなんです。
危惧しているのは、この症状は悪化してくということです。特に女性です。化学物質は脂肪に溜まりやすいと言われています。今なんともなかったとしても、長い年月をかけて蓄積された化学物質は、いつどのタイミングで症状に出てくるか分からないです。昨日もお伝えした「花粉症が急にでてきた」ようなもの。また、お子様は体の容量が小さい分、化学物質を溜めこんでしまうコップも小さい。コップが小さいとすぐに溢れます。お母さんが妊娠中にどんな環境にいたのか、産まれてすぐ、どんな環境で過ごしたかが、今後の健康を左右するといっても過言ではありません。
そこまで神経質にする必要はありませんが、昨今の家づくりで事実アレルギー疾患は増え続けています。昔の家づくりにはなかった問題が出ています。気にしないのが一番かもしれませんが、無知なまま家を建ててしまうと、このようなアレルギー疾患、シックハウス症候群を発症し、どんどん重くなってしまうのです。
シックハウス症候群は現代病。
因みに、私は精神論のお話をしたいわけではないのです。現代の若者は弱くなったとか、自己肯定感が低いとか、うつが多いとか。そのお話とは違う『住宅環境の原因』についてお話をしています。現在の住宅では、家が「高気密化」されてきました。そのことにより、外の暑さや寒さ、騒音などの影響を受けにくく、快適な生活を送ることができています。
その一方、高気密の家では空気をいつも入れ替えていないと空気がすぐによどんでしまいます。外気と空気の交換が行わなければ、室内空気中の二酸化炭素濃度が上昇したり、ダニやカビの胞子などもそのままの状態が続きます。人間は見えてるものには関心がありますが、見えていないものは意識しないと考えませんよね。そこらじゅうにあるダニやカビの胞子は呼吸することで体内に蓄積されるでしょう。また、家具や建材からでた化学物質は、口からだけではなく露出した肌が吸収します。その現状を知らないまま生活している方が非常に多い。目に見えるすぐわかる快適さと引き換えに、健康を失っていることに気が付かずにそのまま一生を終える人も当たり前に居ると思います。
住宅の健康を考える。
伝統的な日本の住宅と現代の日本の住宅とではつくりがそもそも変わってきます。住環境における健康影響は化学物質によるものだけではなく、湿度環境やカビ・ダニなどに関係があることが分かっています。体の健康を整えるためには、住宅そのものの健康を整えてあげることが重要ということですね!
私たちは『化学物質の海の中にいる』状態。なので生活から化学物質を全て取り除くには限界があります。うまく付き合っていく必要があります。私たちフォレストの家づくりでは、この化学物質を極力取り除き、家族が安心して生活できる環境を整えるお家を提供しています。その話についてはまた明日(*^▽^*)