【解説】つなぎ融資を使うときに損しないために知っておいてほしいこと
2022/01/15
皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産亀井です。
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先日、あるお客様のつなぎ融資が社内で話題になりました。他の建築会社さんの話なのですが、お客様はつなぎ融資を使っているにも関わらず、土地購入から数か月経ってもやっと間取りが決まったところだとか…。
これのどこが問題かというと、「つなぎ融資を使う期間が長い」ことです。
実は、つなぎ融資は使えば使うほど損してしまうんです。まずはつなぎ融資がどういうものか?を解説していきます!
つなぎ融資とは?
住宅ローンが実行される前に必要な資金を肩代わりしてくれる融度のことです。そもそも住宅ローンは、建物や土地を担保に組まれています。ですが、注文住宅の場合は担保となる建物がありません。しかし建築には「土地代」、「着工代」や「中間均」などが必要なので、そのお金を捻出するために「つなぎ融資」という名前で、お金を前貸ししているのです。
ぜひ気にしてほしいのが、つなぎ融資の金利と算出方法です。つなぎ融資は2~4%くらいの金利で設定している金融機関が多いようです。利息は日割りで計算されます。もし工事の進捗が遅れたりして返済日が1ヵ月延びると、支払額は数万円増える場合もあります。つなぎ融資の金利支払額がどれくらいになるのか、事前にシミュレーションをしておくことをおすすめします!
つなぎ融資は、土地決済日から建築が終了して引き渡しの間までで発生します。実際どれくらいかかるのか考えてみましょう!
一般的なつなぎ融資の試算
(1)土地代金:700万円(住宅ローン実行の6ヵ月前)
(2)着工金:800万円(住宅ローン実行の4ヵ月前)
(3)中間金:800万円(住宅ローン実行の3ヵ月前)
[1]【土地代の金利支払額】700万円×3%÷365日×180日(6ヵ月)=約10.4万円
[2]【着工金の金利支払額】800万円×3%÷365日×120日(4ヵ月)=約8万円
[3]【中間金の金利支払額】800万円×3%÷365日×90日(3ヵ月)=約6万円
合計で24.4万円かかります。
ちなみに、これは土地の決済日から着工まで4か月ほどかかる一般的な建築会社やハウスメーカーで出した試算です。フォレストは、なんと土地の決済日から約4か月でお引渡しします!
フォレスト版つなぎ融資の試算
(1)土地代金:700万円(住宅ローン実行の3.5ヵ月前)
(2)着工金:800万円(住宅ローン実行の3ヵ月前)
(3)中間金:800万円(住宅ローン実行の2ヵ月前)
[1]【土地代の金利支払額】700万円×3%÷365日×105日(3.5ヵ月)=約6.4万円
[2]【着工金の金利支払額】800万円×3%÷365日×90日(3ヵ月)=約5.9万円
[3]【中間金の金利支払額】800万円×3%÷365日×60日(2ヵ月)=約3.9万円
合計16.2万円です。
実はフォレストは業者さんから「上棟のスピードが早すぎる!」と評判になるくらいに工事を進めるのが早いのです。フォレストでは、お客様の金銭的負担を考えると早くするのが一番だと考えていますので、このくらいの早さで建築を行うことを当たり前にしています。もちろんクオリティも落としません。現在見学会を開催中ですので、普通の建築会社やハウスメーカーよりも早く建つ家がどんな家か気になる方は、ぜひ一度ご来場していただきたいと思います。
ここまで聞くと、冒頭での会話の謎が色々と解けます。
まず、つなぎ融資は高い利息が日割りでつくのです。だからフォレストではつなぎ融資の使用期間である土地決済日から引き渡し日までをなるべく短い期間で完了させます。だから、一般のハウスメーカーが数か月間かけて建築を行うのは、本当にお客様のためになっているのか?と、話題になっていたのです。
私たちは、お客様の幸せを創り続けるために建築をしています。そこで創られるお家そのものだけでなくて、創る過程でも「お客様の幸せ」を考えます。のんびり建築することでつなぎ融資でたくさんの費用がかかるのは、お客様の幸せには繋がりません。
フォレストは、あなたの幸せを創り続ける工務店です!