【初心者向け】住宅ローンの変動金利と固定金利【フォレスト不動産】
2023/07/14
皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産山本です。
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金利とは
住宅ローン商品の選び方|姫路で住宅購入
「金利」とは、お金を借りた側が貸した側に対して支払う追加料金の割合です。金額は借りた分のお金に準じます。
日々成長していく経済社会の中で、巨額の取引というのは日常化しています。
不動産取引や新規事業開拓の時は一括では払いきれないほどの金額が発生します。そんな時に手元にお金がないとなると、どこかから借りる必要があります。そんな時にこの「金利」がないとどうなるか・・・↓
お金を貸したがらなくなります!
大金を貸すときにメリットを感じないとなると、逆に損をしてしまうという心情が働いて渋ってしまうのではないでしょうか?
もし仮に、あなたがAさんに金利無しでお金を貸したとしましょう。結果的に全額きっちり返ってきたとして、あなたはそれで貸し借りの関係を終わっていいと思いますか?
「いつ返ってくるかな」「約束通り返してくれるかな」
このような不安が返済まで続いていた、その分の対価はせめてもらうべきではないでしょうか?
そんな時に払ってもらう対価を「利息」と呼び、「金利」の割合に準じて「利息」は返済額に上乗せされます。なお、借りた側では「利息」を「利子」と言います。
簡単な例を1つ見てみましょう。
(例)100万円を1年単位の金利(年利)5%で5年返済で借りた場合の合計返済額
1.まずは年利を月利にするとどれくらいか見ていく。
5%÷12=0.417%(四捨五入)
2.返済回数を見ていく。
12×5=60回
3.次の式に当てはめていく
月々の返済額=借入金額×月利×(1+月利)^返済回数/(1+月利)^返済回数-1
4.ちなみに、上記の結果が・・・
月々返済額:18,871円、合計返済額:1,132,260円
もし金利がないと・・・
月々返済額:16,667円、合計返済額:1,000,000円
差: 2,204円、 差: 132,260円
こんなにも差がつくんです!
今回は個人取引で考えていきましたが、銀行と個人もあれば銀行と企業などもあり、それぞれで金利が異なります。「金利」は、経済を活性化させるために必要不可欠な存在なのです!
住宅ローンの金利_変動金利と固定金利の違い
住宅ローン商品の選び方|姫路で住宅購入
では、次からは住宅ローンの金利を見ていきましょう。
住宅ローンの金利には、
①変動金利と②固定金利があります。
①変動金利
その名の通り、金利が一定の時期ごとに変化していく金利になります。
5年ごとに返済金額の見直しが入り、元金(最初に借りたお金)と利息(金利を基に余分に払うお金)の内訳は半年ごとに見直しが入ります。
変動金利のメリットとしては、世の中にあるすべてのローンの中でも(おそらく)最も低い金利であることです。
逆にデメリットとしては、5年ごとに返済金額が変わるので、返済計画が立てにくいことです。
例えば最初の返済金額が8万円だとして、ずっとその調子で見ていくと5年後に10万円、10年後に12万円となっていき、生活費などを削らないといけなくなったり・・・ということもあり得ます。
じゃあ、もし5年後に倍額の16万円になったら?!という疑問もあるかもしれませんが、そこだけはご安心ください。「125%ルール」があり、どんなに増えたとしても前回の返済額の25%分しか増えないようになっています。なので、8万円は多くとも10万円より上にはなりません。
②固定金利
こちらは名前の通り、返済額が完全返済まで変わらない金利となります。
メリットは、返済額が変わらないので返済計画が立てやすいことです。
デメリットは、変動に比べて金利が高いことです。
ですが、こちらは安心して返していけるように高くなっているので、それほどデメリットではございません。変動金利の場合、金利が増え続ければ「未払い利息」というものがどんどんたまっていくので、最終的にそれらを一括で払わなければならなくなります。一方固定金利はその心配はないのです。
どちらがいいのか・・・という質問を多くいただくのですが、
現状はどちらがいいか判断しづらいのです。
誰も将来の金利の予想は出来ないので、ローンの完済後にしか正解不正解が分かりません。
ちなみに、過去数十年をさかのぼると一応「変動金利」の方が金利が低いのですが、それを真に受けて選んでしまうと危ないかもしれません。