借入期間【50年】?!そんな長く借りて大丈夫…?メリットデメリットを解説!
2023/12/16
姫路の土地・不動産探し、注文住宅を建てるならフォレスト不動産
皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産山本です。
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目次
ついに住宅ローン借入期間50年の商品が登場
ネット銀行や地方銀行、さらに住宅金融支援機構のフラット35までもが「借入期間最長50年」の商品を次々と出してきました。
多くの人は住宅ローンを30年~35年で組みます。
確かに、返済期間が長ければ長いほど月々の支払いは少なくなります。
35年でも長いですが、50年となると「そんなに長期で借りてちゃんと返していけるだろうか…」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、借入期間50年の住宅ローンのメリット、デメリットについて解説します!
迷われている方はぜひ最後までご覧くださいね。
姫路で住宅ローンを最長50年借りられる銀行ってどこ?
2023年8月から登場しだした、借入期間50年の住宅ローン商品。
借りられる銀行と、そうでない銀行があります。
姫路で最長50年借りられる銀行をいくつかご紹介します。
・住信SBIネット銀行
・フラット50
・但陽信用金庫…などなど。
ちなみに…
みなと銀行や姫路信用金庫、JA兵庫西では最長40年借入可能です。
各金融機関ごとに条件や金利等も異なってくるので、ご自身に合う商品を選ばれてくださいね。
フォレスト不動産では住宅ローン選びもサポートしています。
特に、金融機関によってはお客様ごとに金利が変わるところもあります。
お得に借りるためにも、ご不安な方は一度相談してみてくださいね。
住宅ローン借入期間50年って、誰でも借りれるの?
いえ、誰でもOK!というわけではありません。
また、取得する(建てる)家にも条件があります。
今回は全国で取り扱われているフラット50で解説いたします。
【フラット50の場合】
①長期優良住宅を取得する場合に利用できる
長期優良住宅とは、長く安心、快適に暮らせる流量な住宅として国が定めた基準を満たし、認定を受けた住宅のことです。
フォレスト不動産は工務店でもありますが、フォレストが建てるお家は標準でもこの長期優良住宅になります。
②住宅ローンつきで売却ができる
このフラット50では住宅ローン返済中にお家を売りたい!となった場合でも次の購入者にローンを引き継ぐことができます。
今までだと、例えば住宅ローンがあと2,000万残っているから早く売りたいけどそれ以上価格を下げれない…という売主様のお悩みもありました。
住宅ローンを引き継ぐことができれば、心情的には少し軽くなるかもしれません。
③ただし物件価格100%借り入れはできない
例えば物件価格が3,000万円だったとすると、その90%、つまり2,700万円までしか借りることはできません。
ですが、フラット35やフラット20との併用で、全額借入可能となります。
④年齢に制限がある
申込時に44歳未満の方になります。
(ただし親子リレー返済の場合は、それ以上でも可能です)
このように、ただ50年借りられるんだ!ではなく、商品によって様々な条件があります。
フラット50だと長期優良住宅の取得に限られますが、そうでない商品も。
よくよく調べてから選んでくださいね…とお伝えしたい所ですが、今まで触れたことのない言葉も並んで難しいですよね^^;
そんな時は、ぜひお近くの不動産屋さんを頼ってみてください。
会社や担当者ごとに違うかもしれませんが、たいていは住宅ローンについても詳しく説明してくれるはず!
「不動産屋ってなんか怖い…」という方も多いかと思いますが、ぜひ一歩踏み出してみてください。
フォレストではどちらかというと地域の銀行の取り扱いの方が多いです。
今はネットバンクも盛んですが、お客様の条件や生活スタイルに合う商品を一緒に選ばせていただいています。
住宅ローンを50年借りることのメリットとデメリット
次に、住宅ローンを50年借りる場合のメリットデメリットを解説します。
住宅ローンを50年借りるメリット①
最大のメリットは月々の返済が少なくなることです。
住宅資材も高騰、金利もこれから上がっていくと予想されている2023年。
住宅価格自体も高騰が続いており、「家は欲しいけど今の自分たちじゃ難しいかも…」と思われている方も多いのではないでしょうか。
例えば、3,000万円の家を購入するときの住宅ローンは(変動金利0.5%の場合)
35年で77,875円
50年で56,520円 となります。
その差、約21,000円。
2万円あれば、少し生活に余裕がでますよね。
住宅価格が高くなればなるほど、その差は大きくなっていきます。
また、月々の返済額が少なくなるため借入できる額も多くなるかもしれません。
住宅ローンの審査基準をご存知ですか?
実は、「この人は全体でいくら貸しても大丈夫だろう?」ではなく、「この人は毎月いくらまでなら返してくれるだろう?」という基準で審査されます。
返済負担率、と呼ばれているものです。
そのため、ほかに借入がある場合、住宅ローンにあてられる額は少なくなるのです。
住宅ローンを50年借りるメリット②
住宅ローンを最長50年借りることのメリット2つ目は、団体信用生命保険に長く加入できることです。
団体信用生命保険(団信)とは、債務者(住宅ローンを借りた人)に万が一のことがあった場合、残りの返済額がチャラになる制度のことでした。
→団体信用生命保険について詳しく知る
ちなみに、民間の住宅ローン契約では団信への加入が必須ですが、フラット50は選択できます。
最近では団信が充実している金融機関も増えており、がんと診断されると残債がゼロになるものや、給付金を受けられるものなど様々です。
団信の条件も合わせて事前に調べておきたいポイントですね!
住宅ローンを50年借りるデメリット
では、次に住宅ローンを50年借りることのデメリットを見ていきましょう。
いくら住宅を取得するためといっても、ローンはローン。言い換えれば「借金」です。
返済期間が長くなることで発生するデメリットもあります。
住宅ローンを50年借りるデメリット①
最大のデメリットは返済総額が大きくなるということです。
長く借りれば借りるほど、その分元金に対する利息分が膨らんでいきます。
毎月の返済額は少ないものの、長い目でみると結局高くつく…という点は注意が必要ですね。
さらに、30歳で50年ローンを組んだ場合、返済が終わるのは80歳。
老後も返済が続くことになります。
定年退職後は基本的に年金生活となり、収入が大きく減少しますよね。
限られたお金の中から住宅ローン返済分を捻出しなければなりません。
そういったリスクを防ぐためにも、資金に余裕が出たタイミングでの繰り上げ返済や、借り換え等も視野に入れておく必要があります。
毎月の返済額が少なくて済むから長く借りよう!は、こういった将来へのリスクもはらんでいるかもしれません。
フォレストでは住宅に特化したライフプランナーとタッグを組み、ご家族1組1組じっくりライフプランを行っています。
(※もちろん無料です)
ライフプランは「絶対この通りになる!」とは言い切れませんが、今どれくらいお金を使っているのか、家を購入したらどうなるか、車やお子さんの学費、自分たちが自由に使えるお金はどれくらい残るか…など将来のことを具体的にシュミレーションすることで、将来への計画が立てやすくなります。
住宅ローンを50年借りるデメリット②
さらにデメリットとしては、返済中にリフォームが必要になる可能性があること。
一般的に木造建築であれば平均寿命が26年と言われている、日本の住宅。
キッチンやお風呂など水回りも長年住んでいるとガタがきやすい所です。
50年という長い年月であれば、リフォームが必要になることもあります。
住宅ローンを借りてさらにリフォームローンを…自己資金いくら出さないと…といったケースも考えられます。
そういった将来必要になるかもしれないお金のこともしっかり考えて、返済計画を立てましょう!
最後に
このブログでは不動産売却や不動産購入について、「はじめての不動産売買を賢く安全に」していただけるよう、豆知識を発信しています。
他にも注文住宅についても書いていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
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最後までご一読いただきありがとうございました!
皆様のお役にたてれば幸いです。