土地の種類【地勢】とは?おすすめの選び方を不動産屋が解説|姫路市の傾斜地は注意?
2024/06/03
姫路の土地・不動産探し、注文住宅を建てるならフォレスト不動産
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目次
姫路市の地勢について知ろう
そもそも地勢とは?
今回は姫路市にお住まいの方や、これから住むことを考えている方に向けて、地勢について詳しくお話しします。
地勢は土地の形状や起伏を指し、住宅を建てる上で大変重要な要素です。
この記事では地勢と呼ばれる5つの土地の種類、「平坦」「高台」「傾斜地」「低地」「ひな壇」について、姫路市の具体例を交えて説明していきます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
姫路市の土地の種類
まず、姫路市にはさまざまな土地の種類が存在します。
姫路市は海と山に恵まれた地形で、平坦地から高台、傾斜地、低地、ひな壇まで多様な土地があります。
この多様性が、居住地の選択肢を豊かにし、生活スタイルに合った場所を見つけやすくしています。
例えば、姫路市中心部の平坦地は、商業施設や公共交通機関へのアクセスが良く、利便性が高いのが特徴です。
特にJR姫路駅、姫路城周辺のエリアは賑わっていますね。
一方で、中心地から少し離れた郊外には高台や傾斜地、ひな壇が広がっており、また姫路市北部は自然に囲まれた静かなエリアが広がっています。
「住まいに選ぶなら平坦地一択…!」という意見も多いですが、高台は高台のメリットがあります。ただデメリットもありますので、この記事が参考になれば幸いです!
1.姫路市の平坦地
平坦地は、その名の通り平らな土地で、姫路市内でも多くの地域に見られます。
特に市中心部や南部の地域は平坦地が広がっており、交通の便が良く、商業施設や学校、病院などへのアクセスが容易です。
例えば、姫路駅周辺や飾磨区、広畑区などは平坦地が多く、住宅地としても人気のエリアです。
平坦地のメリットは、建築コストが比較的安く、設計の自由度が高いことです。車の出入りも楽で、庭造りやバリアフリー設計にも向いています。また、平坦な土地は子育て世帯にも適しており、公園や遊び場が近くにあることが多いです。
平坦地のデメリットは、低地に比べるとリスクは低いですが洪水や浸水の可能性があるエリアもあります。
また平坦地は人口密度が高くなりやすく、騒音や交通量の多さが問題となることもあります。
周囲に高層建築物が多いと、日当たりや風通しが悪くなることもあります。
人気エリアだからこそのデメリットですね。
2. 姫路市の高台
姫路市の高台エリアは、特に北部や東部に多く見られます。
高台のメリットは海抜が高く、洪水や津波のリスクが低い点。
また、姫路城をはじめとする美しい景観を一望できる場所もあり、眺望の良さが魅力です。
姫路市北部にはなりますが、夢前町や林田町は標高が高く周囲の自然景観を楽しめる地域でもあります。
これらの高台に位置する住宅地は、夏場でも涼しく、風通しが良いのが特徴です。
また、高台から見る夜景も魅力的で、日々の生活に彩りを添えてくれます。
一方で、高台にはいくつかのデメリットもあります。
まず、坂道が多いため車のアクセスが不便なこと。
姫路市安室エリアなどバス停が多い地域もありますが、平地に比べると日常の買い物や通勤・通学において距離が遠くなる場合があります。
さらに、建築コストが高くなることがあるため、予算にも注意が必要です。
3. 姫路市の傾斜地
傾斜地は、平坦ではなく斜面になっている土地で姫路市内でも見られます。
中心地からは離れますが、太市町や安富町などの地域は傾斜地が多く自然豊かな環境が魅力です。
傾斜地に家を建てる場合、設計の工夫次第でユニークで個性的な住まいを実現できます。
視界が開けやすく、外からの視線が気にならずプライバシーを確保しやすい点もメリットです。
また、階層ごとに異なる景色を楽しむことができ、遊び心あふれる住まいにすることもできます。
しかし、傾斜地にはデメリットもあります。
まず、地盤の安定性が問題となることがあり、地盤改良工事が必要になることがあります。
大きな地震や災害があった際、擁壁が倒壊する可能性や土砂が流れこむ可能性を視野に入れておく必要もあります。
地盤改良工事などで建築コストが高くなることが多く、安くで手に入れた土地でも結局は高くついてしまうこともあります。
エリアによりますが、冬は雪が積もりやすく道路の管理が難しくなることもあります。
4. 姫路市の低地
低地は、その名の通り周囲よりも低い位置にある土地です。
姫路市内では、市中心部の一部や川沿いの地域に見られます。
低地のメリットは、水辺に近く、自然環境が豊かなことです。
例えば、市川や夢前川沿いの地域は、川の風景を楽しみながら暮らせる場所です。
土手を毎朝の散歩コースにされる方も多いでしょう。
川沿いには桜並木が並んでいることも多いので、春は暖かな気候の中で桜を楽しむこともできますね。
ベランダやバルコニーから桜を見ながら一杯…という休日も素敵です。
しかし、低地には洪水や浸水のリスクが伴うため、災害対策が重要です。
姫路市は防災対策が進んでいますが、低地に住む場合はより十分な水害対策を講じることが必要です。
防災情報を事前に確認し、必要に応じて保険に加入することも考慮した方が良いでしょう。
もし低地に住まれる場合は不動産会社へも確認し、きちんと理解した上でお話を進められてくださいね。
また、湿気が多くなるため、建物のカビや腐食に対する対策も必要です。
5. 姫路市のひな壇
ひな壇は、階段状に段差がある土地で、姫路市内でも見られます。
例えば、山間部や丘陵地帯に多く、斜面を開発して住宅地としたエリアです。
ひな壇のメリットは、段差を活かして各住宅の眺望や日当たりが確保しやすい点です。
姫路市では、ひな壇の住宅地が多く見られる地域として、書写山周辺が挙げられます。
どの家も景色や日照条件がよく、階段状の土地を利用することで、プライバシーを確保しやすいのも魅力です。
一方で、ひな壇にもデメリットがあります。
まず、段差が多いため、高齢者や足腰の弱い方にとっては不便なことがあります。
山に近いため、冬は凍結が問題となることも。
さらに地盤の安定性や排水対策が必要で、建築コストも高くなることがあります。
おすすめの地勢の選び方
姫路市での土地選びは、ライフスタイルや家族構成、将来の計画に合わせて慎重に行うことが大切です。
上記にあげたように、それぞれにメリットデメリットがあります。
地勢の特徴を理解し、自分に合った土地を選ぶためのポイントをいくつかご紹介します。
ご家族としての優先順位はどんなものが高いか、このポイントを見ながらぜひ考えてみてください。
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利便性を重視する場合:平坦地がおすすめです。車移動・徒歩での移動もしやすく、市中心部や主要な交通機関へのアクセスが良いです。日常生活を快適に過ごすことができます。このような点から、一般的には平坦地で家を建てられる方が多いです。
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自然環境を重視する場合:高台や傾斜地、ひな壇がおすすめです。眺望が良く、静かで風通しの良い環境を楽しむことができます。
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防災を重視する場合:高台の土地を選ぶことで、洪水や津波のリスクを低減できます。姫路市は災害対策が進んでいますが、地勢によるリスクも考慮し不動産会社、建築会社とよく話し合ってくださいね。
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家族構成やライフステージを考慮:子育て世帯や高齢者がいる場合は、平坦地が便利です。バリアフリー設計もしやすいです。
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将来の資産価値:高台や平坦地、ひな壇は資産価値が安定しやすい傾向があります。将来の売却や資産形成を考えるなら、眺望の良い地勢を選ぶのもおすすめです。資産価値として考えるなら安定性も重要なポイントです。
つまり、暮らしやすさ=平坦地、眺望・プライバシー確保=高台・ひな壇…がおすすめになります。
住宅の多くは平坦地に建築されることが多いです。
低地であっても、造成後売りに出されることもあります。
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最後に
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