耐震等級3の住宅のメリットと取得にかかる費用を解説!
2024/07/06
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目次
今回は地震に強い家、耐震等級についてその取得費用なども含めて解説していきます。
令和6年1月、能登半島で発生した地震は4万9,440戸の住宅に甚大な被害をもたらしました。
応急危険度判定の結果、約4割が「危険」とされ、多くの住民が避難を余儀なくされました。
このような大規模な災害に直面した際、耐震等級の重要性が改めて認識されました。
木造住宅の耐震性
木造住宅は一般的に地震に対する脆弱性が指摘されていますが、近年では技術の進歩により、耐震性が大幅に向上しています。
耐震等級の高い木造住宅は、鉄骨造やRC造と同等の強度を持つことができるようになりました。
耐震等級は1から3まであり、等級3が最も高い耐震性能を示します。
耐震等級とは?
- 耐震等級1: 基本的な安全性を確保するレベルで、震度5程度の地震に耐えることができる。
- 耐震等級2: 等級1の1.25倍の強度を持ち、学校や病院などの避難所に適用されることが多い。
- 耐震等級3: 等級1の1.5倍の強度を持ち、消防署や警察署などの重要施設に多く採用されています。
2021年度の統計によると、耐震等級1の住宅が約88%を占め、等級2が約1.1%、等級3は非常に少なく、0.001%に過ぎませんでした。
耐震等級3と耐震等級3相当の違い
「耐震等級3」と「耐震等級3相当」は異なる概念です。
正式な耐震等級3の認定を受けた住宅は、第三者機関による評価を経ており、その耐震性が確実に保証されます。
一方で、「耐震等級3相当」は、建築会社のみがその耐震性を証明しており、第三者機関の評価がないため、正式な認定とは異なります。
正式な耐震等級3の住宅は、ローンの金利優遇や地震保険の割引などのメリットがありますが、「耐震等級3相当」の住宅ではこれらの特典を受けることはできません。
したがって、耐震等級3の認定を受けることが重要です。
耐震等級の取得にかかる費用
耐震等級の取得には一般的に20万から30万円の費用がかかると言われています。
具体的な費用の内訳としては、設計段階での耐震診断や耐震補強計画の作成、建物の施工後に実施される耐震性能評価のための検査などが含まれます。
これらの費用は住宅の規模や構造によって異なることがあります。
では、どんなことに費用がかかるのか詳しく見ていきましょう。
耐震診断費用
耐震診断は、建物の構造や状態を詳細に調査し、地震に対する耐震性能を評価するために行われます。
一般的な耐震診断の費用は、建物の規模や構造によりますが、木造住宅の場合はおおよそ10万円から20万円程度です。
鉄骨造やRC造の建物の場合は、より高度な分析が必要となるため、診断費用はさらに高くなることがあります。
耐震補強計画の作成費用
耐震診断の結果に基づいて、耐震補強計画を作成するための費用も必要です。
補強計画の作成には、専門の建築士や構造設計士が関与し、建物の強度を向上させるための具体的な対策が提案されます。
この費用は一般的に10万円から20万円程度とされています。
耐震性能評価のための検査費用
耐震補強工事が完了した後、建物の耐震性能を評価するための検査が行われます。
この検査には、建物の構造や補強の状態を詳細に確認するための費用がかかります。
検査費用は建物の規模や構造によりますが、一般的には10万円から20万円程度です。
構造計算書の作成費用
耐震等級3を取得するためには、構造計算書の作成が必要です。
構造計算書は、建物の設計段階で構造設計士が作成するもので、建物の構造や耐震性能を詳細に計算したものです。
構造計算書の作成費用は、建物の規模や複雑さに応じて10万円から20万円程度かかることがあります。
耐震補強工事の費用
耐震補強工事は、建物の耐震性能を向上させるために行われる工事です。
補強工事の内容や規模によって費用は大きく異なりますが、一般的には50万円から100万円以上かかることが多いです。
特に、既存の建物を耐震等級3に対応させるための補強工事は、高額になることがあります。
耐震等級取得の経済的メリット
このように耐震等級の取得にかかる費用は一見高額に思えるかもしれませんが、長期的なメリットを考えると非常に有益です。
耐震等級2以上の認定を受けることで、長期優良住宅の認定を受けることができ、ローンの金利優遇や地震保険の割引が適用されます。
これにより、総合的なコストパフォーマンスが向上し、耐震等級の取得が経済的に有利となります。
フォレストスタイルの取り組み
姫路に拠点を置くフォレストスタイルでは、すべての住宅で耐震等級3を取得しています。
これは、地震大国である日本において安心して住める住宅を提供するための取り組みです。
フォレストスタイルは、お客様に最高の安心と安全を提供することを使命としています。
地震に備える住宅選びのポイント
耐震等級3の住宅を選ぶことで、地震に対するリスクを大幅に軽減できます。
地震が頻発する日本では、住宅の耐震性を最優先に考えることが重要です。
フォレストスタイルでは、全棟で耐震等級3を取得しており、お客様に安全で安心な住まいを提供しています。
また、耐震等級3の住宅は、地震保険の割引やローンの金利優遇などのメリットを享受できます。
これらの特典を活用することで、長期的な経済的利益も得ることができます。
結論
令和6年能登半島地震のような大規模な地震に備えるためには、耐震等級の高い住宅を選ぶことが不可欠です。
特に耐震等級3の住宅は、地震に対する最高の耐震性能を持ち、安全性と経済的メリットを提供します。
フォレストスタイルでは、すべての住宅で耐震等級3を取得しており、お客様に安心と安全を提供しています。
地震に備えるために、耐震等級3の住宅を選ぶことを強くお勧めします。
このブログでは、不動産売却や購入に関する情報も発信しており、注文住宅についても詳しく取り上げています。
ぜひチェックしてみてください。
最後に
このブログでは不動産売却や不動産購入について、「はじめての不動産売買を賢く安全に」していただけるよう、豆知識を発信しています。
他にも注文住宅についても書いていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
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最後までご一読いただきありがとうございました!
皆様のお役にたてれば幸いです。
このブログを書いた人
フォレスト株式会社
兵庫県姫路市で不動産売買仲介業、注文住宅建築業、リフォーム、損害保険代理店事業、飲食事業を行っています。
私たちは「幸せを創造しつづける」を理念に、正直グレーな部分が多すぎる不動産業界を変えたい!お客様の笑顔をつくりたい!と日々活動しています。
代表阿黒は元大工。
職人だからこそ経験してきた、住宅業界の闇。
これから家づくりをする方々にはそんな思いをしてほしくない、と私たち社員にも教育してくれています。
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さらに空気環境を考え、家族が健康に暮らせる健康住宅についても発信しています。
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