中古住宅はなぜにおう？原因と匂いの解決法！ | 姫路で高評価のフォレスト不動産のスタッフが綴るブログ記事です

家の中にいたペットの体臭や、フン・尿の臭いが残ることがあります。

他にも、屋根裏に住み着いた鳥類、ネズミ、ハクビシンなどによる糞尿の匂いというケースも。
空き家として放置されていた場合、鳥が入り込んだり、一時的に野生の動物が住み家としていたりするケースもあり、動物がつけていた泥や土の匂いが混じることもあります小動物の死骸や糞尿が染み込み、匂いの原因になることもあります。

タバコや、湿布、台所由来の匂いなど、住人の生活臭が残っていることがあります。

昔から、衣類の防虫剤としてよく使われてきた樟脳（しょうのう）は、独特の匂いがあります。
とくに長年、収納時に使用されていた場合、樟脳の匂いが染みついていることがあります。

そのほか、室内でタバコを吸っていれば、タバコの匂いが残っていることもあるでしょう。また、昔から長年同じ化粧品を愛用している、日常的に使っている湿布があるなど、古い家の住人が、身の回りで使用してきたアイテムの匂いが、家に残っていることもあります。

最初のステップは、家全体を徹底的に換気することです。

空気清浄機やサーキュレーターを活用し、新鮮な空気の流れを作りましょう。

換気の際、窓を開けるだけでなく、扉も開けて部屋同士をつなげて換気をするなど、徹底的に空気の入れ替えをすることを気をつけましょう。

換気はただ臭いを追い出すというだけでなく、カビの原因となるホコリや湿気も取り去ってくれます。 効率よく換気するには、空気の入り口と出口をつくること。
室内に風が流れるように、２ヵ所以上の窓やドアを開けます。
また、換気扇を回すときは必ず窓も開けましょう。

カビが確認できる場合、アルコールや市販のカビ取り剤を使用します。

カビ自体を退治すればカビ臭さは無くなるため、消臭除菌スプレーでカビ部分に噴射するとよいでしょう。
カビの種類や繁殖している場所、湿度などによって臭いが異なるため、カビの臭いは土の匂いや腐った木材のような臭いがします。

布類にカビが付着している場合は、酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いが有効です。まず、目立たない場所につけて色落ちしないか確認し、40～50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かして1～2時間つけ置きします。

壁や天井に染み込んでいる場合は、プロに相談して適切に除去してもらいましょう。

臭気が染み込んでいる壁紙や畳は、新しいものに交換すると効果があります。

フローリングの場合は、表面を研磨して再塗装する方法もあります。

タバコの匂いが染み込んでいる場合があります。

タバコの匂いは壁と天井を張り替えないと完全に取れませんが、天井と壁を念入りに中性洗剤で拭き上げるとかなり良くなります。
タバコのヤニは水溶性なので水拭きと匂い消しを併用するとよいでしょう。

消臭アイテムはいろいろなタイプのものがあります。

活性炭：匂いを吸着する効果が高く、長期間使えます。

重曹：手軽に使える自然素材で、空き家の匂い取りに適しています。

アロマディフューザー：香りでリラックス効果を得ながら匂いを中和します。

においと用途に合わせて使いましょう。