連帯債務・連帯保証・ペアローンの違い【姫路のフォレスト不動産】
2021/01/11
皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産橋本です。
所得合算時の住宅ローン
さて、昨日のつづき(昨日のブログ)ですが、所得合算で住宅ローンを借り入れする際の種類について詳しくお伝えしていきたいと思います!
連帯債務の特徴
連帯債務の特徴としては、昨日のブログにもでてきましたね!お夫婦の場合を例にしたとき、主たる債務者が夫、連来債務者が妻になります。
団体信用生命保険 |
夫→適用できる 妻→適用できる(※フラット35のみ) |
所有権 |
夫→所有権あり 妻→所有権あり |
ローン控除 |
夫→適用される 妻→適用される |
住宅ローン控除を受けられる額は、それぞれの持ち分に応じた額の割合で控除を受けることが可能です。
連帯保証の特徴
では本題はこちらから
連帯保証型の所得合算という方法もあります。住宅ローン自体の契約は、夫一人で、妻が連帯保証人となり、返済が滞った場合に連帯保証人である妻に支払い義務がでてくるのが「連帯保証型」です。この場合、連帯債務者である妻も安定した収入があることが求められます。
団体信用生命保険 |
夫→適用できる 妻→適用できない |
所有権 |
夫→所有権あり 妻→所有権なし |
ローン控除 |
夫→適用される 妻→適用できない |
ペアローン
そのほか、ペアローンという所得合算の方法があります。ペアローンというのは、夫婦がそれぞれ住宅ローンを借り入れすることです。2本立てといわれるのが一般的。お互いに債務者であり、お互いに連帯保証人ということになります。別々の住宅ローンをして扱う関係上、団体信用生命保険もそれぞれ加入する必要があります。万が一どちらかの方が死亡したり高度障害になった場合、その方のローン残高相当分が保険金で支払われ、その方のローンが完済されます。
団体信用生命保険 |
夫→適用できる 妻→適用できる |
所有権 |
夫→所有権あり 妻→所有権あり |
ローン控除 |
夫→適用される 妻→適用される |
夫婦で所得合算し住宅ローンを借り入れするときの注意点
夫婦そろって団体信用生命保険に加入できるのかを確認しましょう。銀行によってできないところもあります。基本的にフラット35であれば可能!ただし、連帯保証型であれば加入は難しいです。ペアローンの場合は夫婦ともに団体信用生命保険に加入することができる場合が多いです。また、ペアローン・連帯債務の場合は、取得する住宅の所有権は夫婦の共有名義になります。住宅取得時に出資した金額に応じて決めることが一般的。その辺も詳しく確認することが大切ですね^^