競売とはどんな仕組み?【姫路のフォレスト不動産】
2021/02/01
皆さんこんにちは!姫路市書写、大白書の物件数No.1のフォレスト不動産橋本です。
競売とは?
さて、昨日は任意売却についてお伝えしましたが、今日は競売についてご説明します。どちらも、住宅ローンがどうしても返済できなくなってしまった状態で家を売却しないといけない窮地の時のお話。任意売却と少し異なるのが競売。
不動産競売とは、民事執行法に基づき、債権回収のために、債権者が裁判所に対して申立てを行うと、その不動産を裁判所が売却する手続である。強制競売と担保不動産競売を併せて一般にこのように呼ぶ。
とWikipediaには掲載されておりますが、任意売却と比べて強制的で融通が利かないイメージがありますね。
任意売却とのちがい
競売と違って任意売却は、債権者の合意のもと、債務者が自分で売却活動を不動産会社と一緒に行えることが大きなちがいです。競売は確実に売れる価格まで下げてすぐにでも債権回収を行いますが、任意売却は少し猶予があるので、まずは市場とさほど変わらない価格で売却活動することが可能です。また、債権者にとっても任意売却の方が回収しやすくなります。
競売物件の流れ
簡潔に流れを伝えると・・・
①住宅ローンの一括返済を求められる
②保証会社の代位弁済
③保証会社の競売申し立て
④競売開始決定の通知が届く
⑤現況調査がはいり、評価書を作成
⑥入札の実施
⑦売却許可決定
という流れ。④の競売開始決定通知が届いたら、不動産は強制的に売却に踏み切られてしまいます。だからこそ、延滞しそうな状態になったらすぐに金融機関に相談する必要があります。競売は相場の60%の価格で売却されるので、残債が残ります。その一括返済を迫られることもあります。競売物件は情報も公開されますし、場合によっては強制立ち退き執行もありえますので、できるだけ競売にはさせたくないというのも、一不動産屋として思っています。
だから最初の資金計画が最重要。
時代やライフスタイルによって、確かに資金状況は変わるかもしれません。それによって、資金計画をしていても厳しいローン状況になる可能性もあります。しかし、資金計画を一切せずに「いけるだろう」という謎の勢いでマイホーム購入するのだけは本当にやめましょう。その結果、精神的にダメージがあるのもお客様自身。だからこそフォレスト不動産は、物件を選ぶまえに資金計画&ライフプランを実施しています。現在、住宅ローンを延滞発生やローン破綻は全体の約3~5%。しかし、家賃を支払い続ける方がリスクがあります。まだマイホーム購入していない方はぜひフォレスト不動産にご来店くださいね。また、現在返済に不安な方は、少しでもお役立ちできる情報があるかもしれません。女性スタッフも多い不動産屋だからこそ、安心空間でお話をお伺いできます。ぜひ一度、頼ってくださいね^^