能登半島地震住宅被害4.9万戸…全棟耐震等級3が求められる今、どんな住宅を選ぶ?

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能登半島地震住宅被害4.9万戸…地震大国日本で選ぶべき住宅とは【耐震等級のお話】

2024/02/19

姫路の土地・不動産探し、注文住宅を建てるならフォレスト不動産

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目次

    令和6年能登半島地震における住宅被害

    能登半島地震が起きてから1か月以上が経ちましたね。

    この地震による住宅の被害は2月2日時点で4万9,440戸に達しています。

     

    災害が発生したとき、現場で迅速に適切な対応をするため応急危険度判定というものがなされます。

    被災建築物を調査し、その危険度を分かりやすく表示することにより、人命にかかわるような二次的被害を防ぐ役割をしています。

     

    この応急危険度判定は1月21日に終了し、「危険(赤)」が1万2,615棟で全体の4割を占めていました。

    一方、一番被害が大きかった輪島市で使用可能とみなされた建物は1,675棟でした。

    災害に強い家とは

    例えば木造住宅の場合、地震などの大きな力が住宅に加わると、柱と梁、土台が組み合わさっている部分が外れたり、壊れたりして倒壊に至ります。

     

    工法別の強度では鉄骨造→RC造→木造となっています。

    ただし、最近では木造の耐震性も高まっており鉄骨住宅と変わらない水準にまでなっているものもあります。

     

    そのため、現代では木造だから耐震性がない、という住宅はほぼなくなってきています。

     

    そして耐震性の指標としてよく知られているのが「耐震等級」ですね。

    2000年に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で定められた判断基準です。

    等級1から等級3まで分けてあらわされています。

     

    次に、耐震等級について具体的に見ていきましょう。

    耐震等級とは

    耐震等級について、等級1から等級3まで解説します。

     

    耐震等級1:

    地震の揺れに対して基本的な安全性を確保する程度の耐震性を有します。これ以下は危険!というギリギリの耐震性能です。

    もし災害が発生したとき、その後住み続けることは難しく、建て替えが必要になることが多いです。

    現代の住宅の多くがこの耐震等級1で建てられています。

    震度5程度であれば耐えられる住宅が多いですが、震度6以上になると損傷を受ける可能性があります。


    耐震等級2:

    耐震等級1よりも1.25倍の強さがあります。

    「長期優良住宅」の認定基準にも設定されています。

    震度6以上の地震でも、軽い補修を行えばその後も長く住み続けられるという基準で設計されています。

    災害時の避難先として指定されるような学校や病院は、耐震等級2以上が保証されています。


    耐震等級3:

    等級1の1.5倍の強さがあります。

    災害時の拠点となるような消防署や警察署には耐震等級3が多いです。

    震度6以上のかなり大きな地震に被災しても住み続けられるような地震に強い住宅、建物と言えます。

     

    割合でみると

    2021年度の統計では、耐震等級1が約88%、耐震等級2が約1.1%、耐震等級3にいたってはなんと約0.001%と非常に少ないです。

    さらに評価対象外の住宅は約10%でした。

    ※出典:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会(令和3年度 建設住宅性能 評価書(新築)データ(共同住宅等))

     

    評価対象外の住宅とは、次に説明するような「耐震等級3相当」の住宅も含まれます。

    「耐震等級3」と「耐震等級3相当」は別物!

    ここで1つ注意点をお伝えします。

    よく住宅チラシなどでも「耐震等級3相当!」と大きく書かれてあるものを見かけますが、

    耐震等級3と耐震等級3相当は全くの別物です。

     

    そもそも耐震等級2以上を受けるには住宅性能評価機関からの正式な認定が必要です。

    ですが、耐震等級3相当はその認定を受けておらず、第三者機関からの評価がわからないため、本当にその耐震性があるかどうかは建物を建てた建築会社しか証明できません。

     

    つまり、実際はそこまで耐震性が強くない建物であっても、建築会社が「耐震等級3相当」と打ち出すことが可能…というわけです。

     

    また、耐震等級3を取得することによる住宅ローンの金利の引き下げや地震保険の割引といった優遇措置も受けることはできません。

     

    ただし、耐震等級3を取得するときの費用はかからないので

    「費用は押さえたい。耐震性も正式な評価はいらない。」と考える方もいらっしゃいます。

    住宅会社としっかり相談の上、決められると良いかと思います。

    耐震等級を取得するにはお金がかかる?

    先にも少し触れたように、耐震等級2以上の正式な認定を受けるにはお金がかかります。

    認定を受けるための費用は、およそ20万円~30万円。

    決して安くない金額です。

    ここだけ見ると「そんなかかるならやめておこ…」と思いますが、長期優良住宅の認定を受けることができたり住宅ローンの金利優遇、地震保険の割引など嬉しいメリットもあり、結果的に受けて良かった、と思われる方が多いです。

     

    何より正式に地震に強い家と証明されるので、住み心地や安心感も違いますね。

     

    姫路の建築会社フォレストスタイルは全棟耐震等級3取得

    姫路のフォレストスタイルでは、全棟耐震等級3を取得しています。

    もちろん先述したようなメリットも受けることができますし、何より私たちが住んでいる日本は地震大国です。

    記憶に新しいところだと阪神淡路大震災から東日本大震災、熊本地震、そして能登半島地震。

    約30年の間にこれだけ大きな地震が発生しています。

     

    だからこそ、これからお家を建てる方には安心安全な家づくりをしてほしい。

    そんな想いを込めて、今回は耐震等級について解説してみました。

     

    参考にしていただけると嬉しいです!

    ご一読いただきありがとうございました!

    最後に

    このブログでは不動産売却や不動産購入について、「はじめての不動産売買を賢く安全に」していただけるよう、豆知識を発信しています。

    他にも注文住宅についても書いていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。

     

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    最後までご一読いただきありがとうございました!

    皆様のお役にたてれば幸いです。

    このブログを書いた人

    フォレスト株式会社

    兵庫県姫路市で不動産売買仲介業、注文住宅建築業、リフォーム、損害保険代理店事業、飲食事業を行っています。

    私たちは「幸せを創造しつづける」を理念に、正直グレーな部分が多すぎる不動産業界を変えたい!お客様の笑顔をつくりたい!と日々活動しています。

     

    代表阿黒は元大工。

    職人だからこそ経験してきた、住宅業界の闇。

    これから家づくりをする方々にはそんな思いをしてほしくない、と私たち社員にも教育してくれています。

    このブログは、その想いを受け継いだ私たちが更新しています。

    住宅ローン商品や団体信用生命保険、建売物件の見方、健康的に暮らすコツ、不動産の売却方法、そもそもの不動産会社の選び方などなど…

     

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