【姫路市】用途地域って、どんな違いがあるの?
2024/02/25
姫路の土地・不動産探し、注文住宅を建てるならフォレスト不動産
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目次
姫路市の用途地域を知ろう!
知っておくとちょっぴり便利?!
アットホームやスーモでお家を探したり、不動産屋さんからもらった物件資料をのぞくと、とある項目があることに気が付いた方はいらっしゃいますか?
それが、
「用途地域」
です。
この項目には、「第一種~」であったり「~中高層」みたいにいろんな言葉が書かれている場合がほとんどですが、正直に言ってどういう意味があるの?と思われた方も多数いらっしゃることでしょう。
結論から言いますと、「おうち選びのヒントになる」項目であり「住宅を建てるときの条件など」が隠れている項目になります。もちろんここを重視する優先度はあまり高くありませんが、地域の特徴を知ることによってより楽しくおうち選びができるところなので、今回は「用途地域」についてお話ししていこうと思います。
用途地域とは?
姫路市の用途地域図を添えて
では、「用途地域」とはいったい何なのでしょう?
簡単に説明しますと、「用途の混在を防ぎ、住環境の保護や利便性を向上させるための計画」です。
ここには住宅を中心に建てましょうね、あそこには工場関連を、この部分は商業施設を・・・といった感じで、色んな建物がごちゃごちゃにならないようにしているんですね。
というのも、例えば住宅が密集している所に大きな工場ができたらどうでしょうか?工場の機械音やにおいなどで住人が困ってしまいます。さらに、住宅密集地は道路が比較的狭いので、工場を行き来するトラックや重機は当然入りにくく、最悪渋滞の原因にもなってしまいます。
こういったケースが生まれないように、地域によって様々な規制を設けているんです。
それでは、具体的にどんな地域があるのか見ていきましょう。
ちなみに、弊社のある姫路の用途地域は下記のようになっています。
こちらは姫路市WEBマップを一部引用したものになりますが、とても細かく分かれているのが分かります。
青系統の色が工業関連の地域です。海の近くなので、海上運搬がしやすい海側に集中しています。
赤系統の色が商業関連の地域です。姫路市の中心である姫路駅周辺に集中しているのが分かります。
そして、緑系統の色が住宅関連の地域です。
用途地域の種類
姫路市も含め全国共通です!
用途地域は大きく分けて3つの種類があります。
・住居関連の地域
・工業関連の地域
・商業関連の地域
住居関連の地域
お家をお探しの方はこちらに注目!
住居関連の地域は、以下の8種類あります。
・第一種低層住居
・第一種中高層住居
・第一種住居
・第二種低層住居
・第二種中高層住居
・第二種住居
・準住居
・田園住居
それぞれの言葉の意味を見ていきましょう。
・第一種と第二種の違い
こちらは簡単に言うと「用途制限の緩さ」に違いがあります。「第一種」のほうが「第二種」よりも制限が厳しくなっています。
・低層について
建物の高さが低いことを表しています。一般的には2階建てまでの建物ですね。高さが10mまでと定められており、マンションも3階までしか建てられません。また、第一種のみ店舗や事務所の建築も認められていないため、基本的にスーパーなどはこの地域にはありません。逆に言えば、人が集まるところが少ないため比較的静かな地域と言えるでしょう。
・中高層について
こちらは3階建て以上のマンションのような集合住宅を表しています。原則として10mを超える建築物に限られますが、オフィスビルや旅館などの建築が認められていない他、日影規制が厳しいため建物が密集していないエリアになります。のびのびと暮らしたい方向けでしょう。
・第一種住居と第二種住居
低層や中高層が付いていないこの2つは、住居専用地域ではないので商業施設や工場などが点在しているエリアになります。住宅に限らず、3,000㎡以下の店舗やホテルなどの建築も認められています。第二種は10,000㎡以下のパチンコ店やカラオケボックスも建築可能で、駅周辺の商業地域に隣接しているケースが多いので利便性の高い地域と言えるでしょう。
・準住居
住居系の用途地域の中でも制限が緩やかで、住居のほかにも建てられるものが多いのが特徴です。第二種住居で建築可能な建物に加え、車庫や倉庫、作業場の床面積が150㎡以下の自動車修理工場や客席が200㎡未満の劇場なども可能です。
・田園住居
文字通り住居と農地用の土地が混在した地域です。建築規制は低層住居と同じような内容ですが、農業用施設も建築できます。
工業関連の地域
工業関連の地域は以下の3種類あります。
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域
準工業地域は、中小企業の振興・育成を目的として、住宅や商業施設と中小の工場が混在する地域です。主に軽工業の工場やサービス施設が立つ地域です。工場が並び立つ工業専用地域とは明確に用途が区別されており、一戸建てや小規模工場、マンション、店舗、飲食店、オフィスビルなどが混在するエリアです。ここでは危険性の高い工場や環境に悪い工場や処理施設の建造が禁止されています。
一方、工業地域では建造可能で、逆に学校や病院など住居関連の建築は出来ません。
工業専用地域はさらに規制が厳しく、工場以外の用途での立地が制限されています。工場に付属する診療所や事務所であったり、物品販売や飲食店以外の10,000㎡以下の店舗であれば建築可能です。
商業関連の地域
商業関連の地域は以下の2種類です。
・近隣商業
・商業
近隣商業地域では、娯楽施設やスーパー、オフィスなど、商業に関する施設が対象となります。
商業地域は、工場や危険物等の規制があるほかはほとんどの商業施設を規制なく建築できます。
以上が用途地域の説明になります!
絶対に考慮しないといけない項目とは言えませんが、これらを知っておくとよりおうち選びが楽しくなると思います!
今回はここで失礼させていただきます。良きおうち探しを願っております!
最後に
このブログでは不動産売却や不動産購入について、「はじめての不動産売買を賢く安全に」していただけるよう、豆知識を発信しています。
他にも注文住宅についても書いていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
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最後までご一読いただきありがとうございました!
皆様のお役にたてれば幸いです。
このブログを書いた人
フォレスト株式会社
兵庫県姫路市で不動産売買仲介業、注文住宅建築業、リフォーム、損害保険代理店事業、飲食事業を行っています。
私たちは「幸せを創造しつづける」を理念に、正直グレーな部分が多すぎる不動産業界を変えたい!お客様の笑顔をつくりたい!と日々活動しています。
代表阿黒は元大工。
職人だからこそ経験してきた、住宅業界の闇。
これから家づくりをする方々にはそんな思いをしてほしくない、と私たち社員にも教育してくれています。
このブログは、その想いを受け継いだ私たちが更新しています。
住宅ローン商品や団体信用生命保険、建売物件の見方、健康的に暮らすコツ、不動産の売却方法、そもそもの不動産会社の選び方などなど…
さらに空気環境を考え、家族が健康に暮らせる健康住宅についても発信しています。
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